痛みの少ない手術(炭酸ガスレーザー)
炭酸ガスレーザーは人間の医療では、現在欠かせない医療機器です。
獣医領域でも多くの手術に取り入れられており、目の周囲、耳、口、その他あらゆる部分に使用でき、去勢・避妊、ガンなどの手術はもちろん、口内炎や歯科の治療にも使用できます。
炭酸ガスレーザーの光を患部に照射すると、瞬間的に患部の組織を蒸散、蒸発させることにより切開することができます。
炭酸ガスレーザーは血管を閉じながら切開する為、出血がほとんど無くまた切口は神経やリンパ管も一緒に閉じられるため、ほぼ無痛で治療を受けることができます。さらに、レーザーの蒸散作用は皮膚の表面に限られ、深いところまで至らないので、患部の治癒も比較的早いといえます。

2, 手術後の感染のリスクを抑えることができます
3, 麻酔のリスクを回避。無麻酔処置の可能性が広がります
4, 従来の手術と比べ組織侵襲が1/100程度です
5, 術後の痛みがメス等による手術の1/10に軽減できます
6, 手術中の出血が少ないため、腎臓や心臓に負担がかかりません
7, 血腫の発生がありません
8, がん細胞などの排除能力を高めます
当院では炭酸ガスレーザーを有効に活用し、ワンちゃん・猫ちゃんに負担の少ない治療を実施しております。
